MIM化に向く部品・向かない部品の見極め方

MIM(金属粉末射出成形)は、決して万能な魔法の工法ではありません。
しかし、その特性に適した部品を選定することで、コストや品質面で劇的な効果を発揮します。

今回は、設計や購買の現場で迷うことの多い「MIM化に向く部品・向かない部品」の見極めポイントを解説します。

MIM化に向いている部品

MIMのメリットが最大限に活きるのは、以下のような特徴を持つ部品です。

  • 複雑形状・薄肉形状: 幾何学的に複雑なデザインや、薄肉部を含む形状。
  • 工数削減が必要な部品: 切削加工や鍛造では工程数が多くなり、コストが増加しがちな部品。
  • 一体化できる部品: 複数の部品を1つに統合できる場合(例:エンジン周辺部品など)は、特に相性が良く、組立コストの削減にも貢献します。

MIM化に向かない部品

一方で、以下のようなケースではMIMのメリットが得られにくい場合があります。

  • 極端に大型の部品: 金型サイズや焼結炉の制約、材料コストの観点から不向きです。
  • 単純形状の部品: 単純な円筒や角材など、旋盤やマシニングセンタで容易かつ安価に加工できる部品。

最適な工法を選ぶために

MIM導入の成功の第一歩は、初期段階で**「形状・数量・要求特性」**を整理することです。しかし、それだけで判断するのが難しい場合もあるかと思います。

INDO-MIMの強みは、MIMだけではありません。私たちは以下の多様な工法に対応しています。

  • MIM(金属粉末射出成形)
  • CIM(セラミック射出成形)
  • 金属3Dプリンティング(LBFP・BJP・LMMの3方式に対応)
  • 精密機械加工

「この部品はMIMがベストか? それとも3Dプリンタか、切削か?」 迷われた際は、ぜひお気軽にご相談ください。多様な選択肢の中から、貴社の製品にとってベストな工法をご提案させていただきます。